乳酸菌には何千もの種類があると言われていますが、その特徴はすこしずつ異なります。ここではもっとも代表的な乳酸菌の種類と特徴によって説明しています。自分の体質や目的に合わせて乳酸菌を摂れば効果がさらに実感できるはず!
もともと個々の腸内にすみついている乳酸菌はヒトそれぞれなので、もとからいる乳酸菌を育てるには智通プロテサンがよいとは思います。

下記は、外部より取り入れる事で、あなたにあう乳酸菌か、そうでないのかを是非試して欲しいものになります♪

乳酸菌の代表格

ビフィズス菌

ビフィズス菌森永乳業
画像参照:森永乳業

腸内で糖を分解し、乳酸や酢酸などを作ります。酢酸は殺菌力にすぐれ、悪玉菌を退治する効果があります。酸の他にもビタミンBや葉酸なども生成します。腸内で乳酸が作られることで腸を刺激し、ぜん動運動を活発にするため便秘の改善に効果があります。








クレモリス菌FC株

クレモリス菌FC株フジッコ
画像参照:フジッコ

クレモリス菌はカスピ海ヨーグルトを作る乳酸菌で、独特な〝ねばり〟のもとになるEPSという成分を作り出すのが特徴です。まさにこの〝ねばり〟によって腸内でも〝粘り強く〟活動するのがクレモリス菌のメリットといえるでしょう。抗アレルギー作用や免疫力向上、中性脂肪の低減、血糖値を下げるなどの効果があります。

ガゼリ菌SP株

ガセリ菌SP株雪印メグミルク
画像参照:雪印メグミルク

ガゼリ菌は日本人の腸から見つかった乳酸菌の一つで、日本人の腸には相性のいい乳酸菌と言えるかもしれません。その特徴は〝腸に住み着くことの出来る時間〟通常の乳酸菌は3日~7日で死滅すると考えられていますが、ガゼリ菌は90日以上も腸内で生き続けることが出来ると考えられています。ガゼリ菌の効用として、内臓脂肪の減少、悪玉コレステロールの減少などがあります。

ラブレ菌

ラブレ菌カゴメ
画像参照:カゴメ

ラブレ菌はなんと京都のお漬物から発見された植物性乳酸菌のひとつ。植物性の乳酸菌は胃酸などの酸や酵素、他の菌との共存に強いので、空腹時など胃酸の強いタイミングでも菌が死滅せず、腸まで届くと考えられています。日本人は古来から植物性の乳酸菌を摂ってきた歴史があるので、日本人の体質にはあっている乳酸菌のひとつといえるでしょう。ラブレ菌の効能としては、抗アレルギー作用・免疫力向上ながあります。

ラクリス菌

ラクリス菌は日本の大麦の麦芽から発見された植物性乳酸菌で、乳酸菌としてはめずらしく、胞子をつくる〝有胞子乳酸菌〟として知られています。

ラクリス菌三菱化学フーズ
画像参照:三菱化学フーズ
腸内でも〝発芽〟し、増えることが出来る生命力の強い菌で、胃酸や熱、塩分などに対しても耐性があり、一度摂ると安定的に腸で増えることができます。また、ラクリス菌が腸に定住することで他の善玉菌が住みやすい環境になるため、免疫力向上などに大きな効果が認められており、特に花粉アレルギーには効果が高いと言われています。