高効率・高効果・グッドタイミングな乳酸菌の摂り方

食後の摂取

乳酸菌は食事の後に摂ろう

乳酸菌は種類によって胃酸に弱いものも多いため、生きて腸に届くためには胃酸の強い空腹時を避け、食後に摂ったほうがよいでしょう。また、乳酸菌のエサとなるオリゴ糖や食物繊維を先に摂っておくことで乳酸菌を増やすメリットにもなります。食後のデザートにヨーグルト、というのは美味しいだけでなく理にかなった方法だと言えます。

寝る前に乳酸菌をとるなら?

寝ている時間は体のコンディションを回復させる大切な時間です。人間の体は眠っている間は消化器官も休むため、寝る前に乳酸菌を摂る場合は眠る前までに腸に乳酸菌を届ける必要があります。一般的に口から入った食物が胃から腸に到達するまでには3時間程度かかるといわれているため、乳酸菌を夜に摂る場合には寝る時間の3時間前までに摂っておくのが効果的でしょう。

継続は力なり

乳酸菌は生き物です。それゆえに大切なのは日常的に継続して腸内の乳酸菌を増やす努力が必要だということです。慢性の便秘や下痢の人は一度症状が改善してもそれによって乳酸菌の摂取をやめてしまうとすぐに腸内が悪玉菌の温床となってしまうため、日頃から継続して乳酸菌をとる必要があるでしょう。乳酸菌は種類によって腸に住み着くことが出来る期間が異なりますが、頻繁にケアする時間がない人はガゼリ菌などの腸に長く住み着く乳酸菌を選ぶことで長期的に腸のコンディションを整える効果が期待できます。

サプリメントをうまく活用

ヨーグルトで乳酸菌を摂る時に注意したいのがカロリー。ヨーグルトには脂質や糖質も含まれているので食事のカロリーにプラスすると結構なカロリーになってしまうことも。そんなときは乳酸菌のサプリメントで摂取する方法がおすすめ。特にカロリーの摂取をなるべく抑えたい夜にはサプリメントで乳酸菌を摂るのもひとつの手でしょう。

乳酸菌の活動をチェックしよう

乳酸菌の活動を手軽にセルフチェックできる方法が〝便の状態〟です。便の表面に膜があるような感覚でスルッと出る人、便が水に浮いている場合は乳酸菌が腸できちんと働いているといえます。逆に便が沈んでしまう人やスルッと出ない人は腸内のコンディションが悪くなっている可能性があります。

口臭が気になったら乳酸菌をとろう

口臭の原因は口内の悪玉菌の増加が原因。口内の悪玉菌を飲み込んでしまうと、様々な病気を引き起こす原因になることも。口臭がするということはそれだけ雑菌の繁殖を許してしまっている状態であり、免疫力が落ちている状態だと考えられます。口内の環境を整え免疫をアップさせるには、ヨーグルトなど直接口に含むことによって善玉菌を増やして悪玉菌の発生を抑える方法、また腸内に入ってしまった悪玉菌を退治し免疫そのものをアップするために乳酸菌をとる方法が有効です。